前回のあらすじ

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【前回のあらすじ】
 空からちんちんが降ってきたのである。それは数年前のある晴れた暖かい春の日差しの中で起こった。今で言うところの「降るちん」である。
 原因は不明だった。世界中の新聞やネットを見ても、大量のちんちんを載せた飛行機が飛行中のトラブルでちんちんをばら撒いたなんていうニュースは載っていなかった。・・・・・・いやまあ、載る訳がない。色々な説が上がった。宗教関係説、マフィアが行った拷問説、異星人からのプレゼント説・・・。いずれも都市伝説の様な感じである。
 テレビのお天気姉さんが言う。「明日の天気は晴れ時々ちんちんです。」アハハ、顔赤らめてカマトトぶりやがって。どうせ夜は別のマイクを握っているんだろう?人類はもう「降るちん」に動じなくなってしまった。「雨降っているのに外を歩きたくないなあ」と同じ感じで「ちんちん降っているのに外を歩きたくないなあ」と皆は言う。ひと昔前であったら頭おかしい奴だと思われただろう。いや、そもそもこんな文章書いている私の方が頭がおかしいのかもしれない。

 「降るちん」で道に落ちたちんちんは時間が経つと自然消滅する。そのため皆は道に落ちたちんちんを気にすることなく生活をしている。道路では車によってちんちんは轢きつぶされ、学校では無邪気な子供たちが木の棒を突っ込んだりして遊んでいる。
 一部の男性はその光景に著しい恐怖を覚えたため、学校にクレームを出した。学校では外でちんちんをいじらないよう指導がされるようになったのであった。
 そんなある日、突然「降るちん」は発生しなくなってしまった。

 「降るちん」が発生しなくなって数年後、とある事象が発生したのであった。全世界の男性のちんちんが消失してしまったのだ。
 阿鼻叫喚である。それはまるでレストランでナポリタンを頼んだのにカルボナーラが出てきた時の心境と全く同じだろうか。いや、違う。各国政府はこのチン現象に対して調査を進めたが原因は不明のままだった。
 しかし私は理解してしまったのだ。数年前の「降るちん」のちんちんは我々のちんちんがタイムスリップして空から落ちてきたに違いないと。
 私はこれから過去でぞんざいな扱いを受けるであろう愚息たちと、滅亡が確定した人類に対して長い長い黙祷を捧げたのであった。
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