前回のあらすじ

戻る
【前回のあらすじ】

「画家の骨盤をしゃぶりたい。」

知人Aは言った。
聞こえなかったふりをしたかったが、Aがあまりにも聞いてほしそうな顔をしていたため仕方なく聞いた。

「なんで骨盤をしゃぶりたいんだ?」

「わかんない」

横っ面をぶん殴りたかった。
会話はそこで終わり、それぞれの家へと帰った。


家に着いた私はなんとなく、Aの発言について考えてみた。
Aの事だから本当に特に意味は無いのだろうが、なんとなくつぶやいた言葉というのは
その人の深層心理等の考えから生まれてくるものであるため、私はその骨盤発言から
Aが何を考えているのか一つ妄想してみることにした。

「画家の骨盤をしゃぶりたい」
私はつぶやく。うん、自分で口に出して呟いてみると頭がおかしく感じる。
なんでこんなことをつぶやいたのであろうか、あいつは。

文章を分解してみた。

「画家の、骨盤を、しゃぶりたい」

「しゃぶりたい」だけを抜き出してみればわからんでもない。
なんとなく口が寂しいのだろうかと思う。
または溜まっていて乳首をしゃぶりたいのだろうかと連想する。

しかし、その「しゃぶりたい」に「骨盤を」が結びつくと途端にわからなくなる。

何故に骨盤をしゃぶらねばならんのだろうか。
Aは骨盤フェティシストのなのであろうか。
そしてそれに「画家の」とつく。
何故ゆえに画家の骨盤をしゃぶるのだろうか。なんとなくAが怖くなってきた。



そんな妄想をしていたら就寝の時間が近づいて来ていたため、私は寝る支度を始めた。

「はああ〜」

私は一日の疲れをため息とともに吐き出し、布団に入る。
そして、ふとなんとなく、つぶやいた。


「パンツ食いたい」
戻る


TOP

プライバシーポリシー | HOME | お問合わせ
copyright © since 2019-2020 suikentsukai.