前回のあらすじ

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【前回のあらすじ】
特殊性癖者倶楽部(5/5)
部屋の照明が落とされ、前方にあるステージがライトアップされた。
言い争いを眺めていたものは一斉にステージを見る。争っていた二人も一時休戦とばかりにステージを見る。
ああ、もうこんな時間か。クラブの会合は終了する30分前に今回から加わった倶楽部の会員を紹介するのだ。
ステージに4人ぐらいが横一列に並んでいる。その中には忌まわしいアンテナ男とゴム男もいた。
ステージに居る新規参加者が1人ずつ自己紹介をしていく。
名前、職業、年齢、趣味、そして性癖。
性癖が発表されると会場からは落胆の声が少なからず聞こえる。
皆、同胞を欲しているのだ。しかし次の人は同胞であるに違いないとわずかな望みをかけて、倶楽部の会員は自己紹介を熱心に聞く。しかしここは特殊性癖者倶楽部。同胞なぞなかなか現れないのだ。
むしろ同胞がいないからこそ特殊性癖者倶楽部の会員であるのだろう。

主催者がステージに上がる。
「皆様、今回も楽しめて頂けたでしょうか。これにて今回の特殊性癖者倶楽部の会合を終了とさせていただきます。
ではまた次回、ごきげんよう・・・」
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