クソ妄想垂れ流し part3→comic/40549
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【前回のあらすじ】
特殊性癖者倶楽部(2/5)
「私の性癖はこれです。」
相手は携帯電話、今でいうガラケーを取り出した。
「携帯電話が性癖なんですか。」
私はつまらなそうに言う。ここにいる者たちはもっと特殊なものが性癖なのだ。
「いえいえ、違いますよ。私はこの携帯電話のアンテナが性癖なのです。」
相手はアンテナを伸ばし、指ではじいた。
はじかれたアンテナはビヨンビヨンと揺れている。
「ああ・・・」
相手は恍惚の表情を浮かべた。気持ち悪ッ。
「わかりませんかね、この先端の丸い所。もう可愛くて可愛くて」
「はあ・・・」
「ほら、あなたもやってみてください。」
私は仕方なく手に持っていた皿をテーブルに置き、アンテナを指ではじいた。
「どうですか?」
「いや、特には・・・」
「まあ、そうでしょうね。特殊性癖者倶楽部にいるのですから。
同じ性癖のものなんてなかなか会えませんよね。」
男は残念そうな顔をしたが、すぐにアンテナを指ではじき恍惚とする。
「本当に、本当にかわいい。私はこのアンテナを使ってオナニーをするんですよ。
先端の部分を私の尿道に突き刺してですね、携帯のバイブレートをオンにするのですよ。
分かりますかね!かわいい先端がぶるぶると震えて私の尿道を優しく・・・うふふ・・・」
「はあ、そうですか。あ、私ちょっと知り合いを見つけたので失礼いたします。」
男は私のことなどお構いなく誰もいない空間に向かい恍惚とアンテナの可愛さを演説していた。
無論、私には知り合いなどいない。アンテナを触ってしまったこの手を何とかしたい。
私は消毒液が性癖の奴はいないかと探しながらトイレに行った。
残念ながらそのような性癖は今日の会合には来ていなかった。