前回のあらすじ

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【前回のあらすじ】
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 私は時計を観察した。その時計は円を十三等分している。円の一番上には「13」という数字がデカデカと書かれてある。コレはどういう意味を持っているのだろうか。もしかして私は宇宙人によって別の星へと連れ去られてしまったのだろうか。その星では一日が十三時間か、二十六時間なのだ。だとするならば、この明かりのない密閉された空間で周りが見渡せるのも、時計の存在を認識できなかったことも、異星人の超技術的なもののせいであるためと納得・・・できない。そんなバカげたことがあるだろうか。
 とにかく私は時計を外してみようとした。先ほどは私が認識できていなかったと思っていたが、時計はやはり後から出現したのだと思う。であるならばその周辺に時計を出し入れする機構が存在するはずだ。
 時計自体は簡単な掛け金の様なもので固定されていて、容易に外すことができた。
 
 そこには壁一面を覆い尽くす「私」の顔があった。
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