前回のあらすじ

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【前回のあらすじ】
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 ふと目覚めると、私は薄暗い「部屋」の中にいた。ドアや窓はない。蛍光灯もない。しかしそのような状況でも部屋の中を見渡せるのはいったいどういう事だろう。日没間際の、蛍光灯を点けるか点けないか悩むぐらいの明るさで部屋は満たされている。「部屋」に入ったことで、私には何か超常的な力でも備わったのであろうか。そのような能力を得たとしても私はそれを何に役立てればいいのだ・・・。
 何故私がこの部屋に閉じ込められているか、そしてどうやってココに入れられたかは分からない。まあ、いい。過ぎ去ったことなどは。とにかく私はこの陰気な部屋を出るべくあたりを注意深く見回した。
 何度見渡しても部屋には何も無かった。部屋の中には「私」だけが存在している・・・。私はそれを認識すると諦めたように眠りについた。

(続く)
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