前回のあらすじ

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【前回のあらすじ】
 ここにワイのおっぱいがあるじゃろ?いや、何を言っているのだ私は。私は生物学上は男性と判別されるからおっぱいは無いはずだ。ネット上では逞しい大胸筋や胸に付いた大量の脂肪をおっぱいと言っている輩もいるが、私にはそのどちらも無いのである。じゃあなんで私は冒頭であんなセリフを言った?こわ・・・。なんなのであろうか?私は無意識化で自分におっぱいがあると思っているのだろうか。
 そうだ、常識を疑え。もしかするとコレは無意識下の私からのメッセージなのかもしれない。目に映るものすべてが正しいとは限らない。もしかすると網膜から入った視覚情報は脳髄で何らかの処理が加えられているのかもしれないのだ。つまるところ私の自意識は私に存在しているはずのおっぱいを認識していないのかもしれない。どこでその情報はフィルタされた?目か、脳髄か、脳味噌か・・・。
 それにしても私はなんともったいない年月を過ごしていたのだろうか、常日頃おっぱいを揉みたい、おっぱいを揉みたいと天に向かって嘆いていたが、自分の所望するそれは自分が持っていたのであった。まるで幸せの青い鳥の様な話である。
 さて、無意識の自分から自分にはおっぱいがあるという情報を告げられた私はこの後どうするのであろうか?揉むに決まってんだろバッキャローめ!しかし依然として私は私におっぱいがあることを認識できていない。メーデー!メーデー!どうすればいい!とりあえず自分の胸を揉むふりをしてみたがやってきたのは虚しさだけだった。畜生!おっぱいが揉みたい・・・。
 いや待て。最初に私は何て言った?
「ここにワイのおっぱいがあるじゃろ?」
 『ここ』ってどこだ?ああ!無意識の私よ!私に私のおっぱいの場所を教えてくれたまえw!

 その時、巨大な地響きとともに地面が割れ、その中から私が出てきたのであった。(続く)
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