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139:加族
第2世代 作者:咀酌 
いい妄想ね:1 再生数(UV):23 妄想履歴:130
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トントントントントントントントン
小気味良い包丁の音で目が覚めた。
寝ぼけ眼を擦りながら布団から這い出て早速、音の発生源へと向かう。
「おはよう、もうすぐご飯が出来るわよ」
と、その優しそうな声の女性は少しだけこちらへ振り向き挨拶を済ませ、朝食の準備に戻る。
テーブルにはいかにもな朝食が並んでおり、今は味噌汁の具を刻んでいる最中の様だった。
そこへ、香ばしい匂いに誘われて小太りの男が階段から降りてきた。
「おはよう、いやぁ今日も美味しそうな匂いだなぁ」
今日の味噌汁の具はなんだい、と作っている本人に尋ねながらテーブルの席に座った。

そんな二人に私は率直な疑問を投げかけた。
『貴方達だれですか?』

【咀酌_追記】
すると彼らは顔を見合わせた後、何を言ってるんだ、というように笑い、「カゾクじゃないか」と言う。
全く持って身に覚えがない。二人には面識もないし、なぜ同じ家にいるのかも分からない。
しかし、体というのは身勝手なもので、用意されている料理の匂いに吊られてぐぅ、とひとつ大きく鳴った。
さぁ貴方も一緒に食べましょう、三人分の料理を並べ終えた女性はそう言った。

行ってきます、と朝食を食べ終えた男はスーツを羽織って仕事に出たようだ。
私も仕事に行きたいところだが、自分の家に他人、しかも自分たちはカゾクだと言っているおかしな人を残したまま、家を出るのは気が進まなかった。
二人だけになったリビングで恐る恐るもう一度尋ねた。

『貴女達はだれなんですか……?』

【咀酌_エンド分岐】
「私達はカゾクじゃない」何とも不気味だった。
「カゾクだなんて、私は貴女達と面識なんて無いですよ!」「そんなことないわよ、しっかり会ってカゾクになることを決めたわ」全く身に覚えがない。
「私はカゾクになることを承認した覚えないてありません」「でも、嫌がりもせず反対もしなかったわよね」言葉が通じていないように錯覚する。
「貴女達は本当に何者なんですか!」言い様のない恐怖に語気が強くなる。「貴方は私達の加族よ」
『加族』という漢字が唐突に変換された。加族、家族の中に加わった者、即ちペットのことだ。
冷静になってみれば、この家は私の自宅ではないし、それどころか昨日以前の記憶もない。
「今日から宜しくね。私達の可愛い加族さん」その言葉で私は完全に服従者であることを自覚した。



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