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100:無色の人 堕落編
第2世代 作者:異端者 
いい妄想ね:0 再生数(UV):35 妄想履歴:97
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昔から存在感が薄い方だった。

学生時代も授業で当てられることも滅多に無く、部活や委員など一切やらず、所謂日陰者の自覚はあった。

就職してからもそれは変わらず、誰にでもできる仕事を淡々とこなす日々。別にひどく不細工と言うわけでもないと思うが浮いた話も無く今日に至る。

しかし昨今の不況の煽りを受けてか会社の経営も厳しいらしく債務整理の名のもと、採算性の悪い俺の事業所は敢え無く切り捨てられ職を失うこととなった。それでも同じ職場でうまいこと会社の上の方とコネを作れてた人は拾ってもらったりしたらしい。が、ついぞそんな声が俺に掛かることは無かった。

しばらくは早期退職の退職金と失業保険で何とかやっていけるが、また次の職を探さなくてはならない。そんな事を考えていたある日、俺の体に異変が起こった。

どうやら俺は透明になったらしい。

いくら存在感が無いからってそんなことにならんでもと思ったが、なってしまったものは仕方が無い。さてどうしようか?

【異端者_追記】

 俺は、体が透明になったのを最大限に利用しようと近くの女子高に忍び込んだ。
 いや「忍び込む」という表現は正確ではない。堂々と正門から入ったのに気付かれなかったのだから。
 その中で俺は、更衣室やシャワー室であられもない姿になった女子高生を観察した。
 時々、触ってみたいという欲望にかられることもあったが、それはかろうじて我慢した。
 たとえ姿が見えなくとも「何か居る」と警戒させてしまえば無防備な姿を見られなくなってしまう恐れがあるからだ。

 やはり見るのなら、無防備で、無垢な姿が良い。

 自分はこんなに変態だったのかと思いつつも俺はそれを否定できなかった。
 その後、近所の銭湯や温泉でも同様の行為を繰り返した。
 女子高生のみずみずしい体も良いが、それよりも成熟した娘の体も良いものだと思った。

 しかし、数日経つと問題が生じた。
 自宅の食料が少なくなってきたのだ。かといって、透明では店で買うこともできない。
 仕方がないので、近くのコンビニで万引きをしてしのぐことにした。
 どうやら俺が手にした物も俺の一部として認識されるらしく、手に取った弁当も消えていった。
 それなのに不思議なことに、自分自身には認識できる。どう見ても見えてないのにも関わらず弁当の配置が分かるのだ。

 もっともこれはこれで、問題はあった。
 一度店員に見られた時は、幽霊だと大騒ぎになった。それ以来、店員の目を少しは気にするようになった。
 なんだか自分が極めて卑小な存在のように思えてきた。まあ、覗きをしている時点でそうなのだが、それとは違う罪悪感があった。
 俺は見えていないのに他人の目を気にしつつ、近所のコンビニやスーパーで万引きを繰り返した。

 そんな生活がはや二ヶ月続いた。
 もう慣れて罪悪感も無くなってきた。

 それとは別に気になることができた。
 いつも侵入している女子高にお気に入りの女の子ができたのだ。
 地味でおとなしそうな女の子だが、体の凹凸はよく発達していて、中身も優秀。テストでは常に上位だったし、周囲への気配りも忘れない良い子だった。
 いつしか俺はその女の子を付け回すようになった。

 良い。他の娘より、ずっと良い。

 その日も同じように帰宅途中のその子をストーキングしていると、街中で声を掛ける男が二人。見るからにガラが悪そうだ。
 二人で強引に路地裏に引きずり込もうとしている。良からぬ目的なのは言うまでもない。

 ――どうする? 放っておくのか?



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