いつもの如く昼飯を食いに会社の近くのカレー屋に行った。

激辛のマトンカレーにナンとラッシーを注文したのさ。

一通り食い終わってまったりしてたらさ、テーブルの上に蠢くものが視界の端に映ったのさ。

ストローの紙袋がエアコンの風で揺れたのかと思い、視線を下に動かしたらゴキブリがいたのよ。

なんか今までに見たことが無いような赤茶色のゴキブリ。

息を吹きかけても、殴ろうとするそぶりを見せても全然逃げないんだよ。

仕方ないから無視を決め込んでちょっとだけ残ったナンを貪り食った。虫だけにつってね。

本当に動かない。

別にワイはテーブルの上にゴキブリがいても気にしないが、他のお客さんがゴキブリに気づいてギャーギャーわめくの嫌だし、毎日通うこの店の評判が悪くなるのも嫌だから、なんとかどっかへ行かそうとしたのさ。

ゴキブリの下のメニューをひっくり返すとさすがにどっかへ行ったのさ。

すぐ戻ってきたけどな。

少し頭に来たからテレパシーで通信したのさ。

「おい、ゴキちゃん。どっかに行きなさい。」

すると生意気にもゴキブリはその店の無料wi-fiを使用して5GHzの電波で俺に返答してきやがった。

「でもアナタ、クシャタータを信仰しているでしょ?」

馬鹿め、種類のよくわからないゴキブリめが。

俺自身がクシャタータなのだ。

一寸の虫にも五分の魂。その小さき魂をムタータするぞ。

するとそのゴキブリは仲間を呼んで俺の魂をムタータしやがった。

ちんちん